Imeの備忘録

メリーランドの噂についての備忘録※当ブログはフィクションです

あしたで最後

こんばんは、Imeです。
いよいよ、あしたで最終日。今日1日、働きながら色々考えていました。

まず、ここで知ったメリー・チカのことをどうするのか。これは私の心の中にとどめておこうと思います。「メリー・チカの呪い」の真相を知っているのはこのブログを読んでくださってる皆さんと、私だけです。サブスタッフリーダーさんにも、うまく伝えられませんでした。

これから、私はメリーランドのバイトの任期を終えて、また劇団と派遣バイトに戻ります。メリー・チカはどうするのでしょうか。また来年も再来年も、10月がくるたびに彼処をさまよいあるくのでしょうか。私はメリーが可哀想だとは思いません。「彼女」はいまは永遠の夢の中、とても幸せなのではないかとすら感じます。

誰からも愛されず、憎まれずただ孤独だったであろう「彼女」。名前すら誰も覚えていない「彼女」。私と「彼女」はきっとよく似ている。だから、メリー・チカは私を呼んでいるのかもしれません。

正直なところ、「彼女」が羨ましくもあります。メリーランドで、ランタン・パンプキンを演じている時は本当に夢の中にいるようです。ずっとこの夢がみられたら

わかっています、それはだめです。永遠に夢などみていられない。いつまでもメリーランドにはいられない。でも……