Imeの備忘録

メリーランドの噂についての備忘録※当ブログはフィクションです

「彼女」

こんばんは、Imeです。

今日は「彼女」について考察をまとめました。

 

突拍子もないことをいいますが、私は「彼女」は自らメリー・チカになったんじゃないかなと思うのです。つたないですが、説明していきます。

 

「彼女」というのはメリー・チカのキャスト。私と同じ劇団にいた方(面識はありません)で、当時20代でした。とにかくまじめな性格で周囲からの評判はよかったが、人付き合いが苦手であまり他人と関わらなかったらしく、結局誰一人として「彼女」の名前を覚えている人には出会いませんでした。休憩中も、メリー・チカの衣装を外さず、メリーと呼ばれていたそうです。

 

2010年のメリーランドのハッピーハロウィンナイトで、メリー・チカを務め、同年10月31日に舞台装置の転倒事故にあい重傷を負う。病院で亡くなったらしいが、その後のことは不明。ここで、メリー・チカの設定上と同じ死に方をしたことから、この事件と、それからメリー・チカが第二ステージをさまようようになったことを含めて「メリー・チカの呪い」といわれるようになった。おそらく今第二ステージに現れるメリー・チカの中身(?)は「彼女」でしょう。

 

「彼女」について一番の疑問は顔のやけどです。以前メリー・チカに遭遇したときに、その仮面の下は焼け爛れていました。身体は「彼女」のものであり、「彼女」は倒れた舞台装置の下敷きになっただけで、顔にやけどを負うはずがありません。そして偶然か、メリー・チカのキャラクターとしての設定上は顔にやけどがあります。では、「彼女」もメリーと同じように同僚に顔に薬品をかけられたのか?それはたぶんちがいます。周囲からの評判を聞く限り、恨みをかいそうなタイプではありません。

 

ただの個人の考えですが、「彼女」は自ら薬品かなにかで顔をやいて、舞台装置の下敷きになって、「彼女」は永遠にメリー・チカになったのではないか……。普通じゃ倒れない舞台装置、「明けない夜を、覚めない夢を」という言葉。そして端々からみえる「彼女」のメリー・チカへの執着。「彼女」は永遠に夢をみるためにメリー・チカになった、そんな気がするのです。これは私の心情もはいっています。私も、ずっとここでランタン・パンプキンをやっていられたらと考えます。

 

長くなってしまいましたが、「彼女」についての勝手な考察でした。