Imeの備忘録

メリーランドの噂についての備忘録※当ブログはフィクションです

お知らせ

こんにちは、Imeです。
いよいよ最終日になってしまいました。最後のステージも頑張ります。

今夜は片付けでおそくなりそうなので、今のうちに更新とお知らせがあります。

今夜、11時すぎくらい(片付けの進行具合いで前後するかもしれません)に第二ステージに行きます。リアルタイムでTwitterにつぶやいていこうと思います。今日は特別な日、ハロウィン、夢の最終日、あの事故のあった日でもありますから……。


自分でも馬鹿なことをしているというのはわかっています。はじめはおぼろげだったメリーの声も、今ははっきりと聞こえます。おいで、こっちへおいでと私を誘っているのです。メリーの声が頭から消えません。危ないのもわかっています、でもどうしても、さいごに会いたい……。

あしたで最後

こんばんは、Imeです。
いよいよ、あしたで最終日。今日1日、働きながら色々考えていました。

まず、ここで知ったメリー・チカのことをどうするのか。これは私の心の中にとどめておこうと思います。「メリー・チカの呪い」の真相を知っているのはこのブログを読んでくださってる皆さんと、私だけです。サブスタッフリーダーさんにも、うまく伝えられませんでした。

これから、私はメリーランドのバイトの任期を終えて、また劇団と派遣バイトに戻ります。メリー・チカはどうするのでしょうか。また来年も再来年も、10月がくるたびに彼処をさまよいあるくのでしょうか。私はメリーが可哀想だとは思いません。「彼女」はいまは永遠の夢の中、とても幸せなのではないかとすら感じます。

誰からも愛されず、憎まれずただ孤独だったであろう「彼女」。名前すら誰も覚えていない「彼女」。私と「彼女」はきっとよく似ている。だから、メリー・チカは私を呼んでいるのかもしれません。

正直なところ、「彼女」が羨ましくもあります。メリーランドで、ランタン・パンプキンを演じている時は本当に夢の中にいるようです。ずっとこの夢がみられたら

わかっています、それはだめです。永遠に夢などみていられない。いつまでもメリーランドにはいられない。でも……

おかしくなっている

こんばんは、Imeです。

 

自分でもわかってきました、私はおかしくなっていています。ほんとうに幻聴がひどいです。着ぐるみを着ていると、ずっとメリー・チカの声がします。ブログで書くことでもないですが、こんなときに相談できる人がいないのがちょっと辛いなと思います。

 

私はこの一か月と少し、メリー・チカについて調べてきました。そしてほとんど全貌をみることができたと思います。メリーは、「彼女」がメリー・チカになってしまった存在。永遠に夢を見続けている「彼女」。「彼女」と私はよく似ている気がします。冴えない現実と、夢の世界の狭間で働いた私たち。

 

でも、私には帰らなくてはいけない現実があります。またあの劇団の隅っこで働くのです。メリーランドには後ろ髪をひかれる思いはあります。ランタン・パンプキンになったときの高揚感と非現実的なあの感覚はとても楽しいです。

 

ごめんなさい、今日は短いですが、いろいろ考えたいです。メリー・チカにならないように。

「彼女」

こんばんは、Imeです。

今日は「彼女」について考察をまとめました。

 

突拍子もないことをいいますが、私は「彼女」は自らメリー・チカになったんじゃないかなと思うのです。つたないですが、説明していきます。

 

「彼女」というのはメリー・チカのキャスト。私と同じ劇団にいた方(面識はありません)で、当時20代でした。とにかくまじめな性格で周囲からの評判はよかったが、人付き合いが苦手であまり他人と関わらなかったらしく、結局誰一人として「彼女」の名前を覚えている人には出会いませんでした。休憩中も、メリー・チカの衣装を外さず、メリーと呼ばれていたそうです。

 

2010年のメリーランドのハッピーハロウィンナイトで、メリー・チカを務め、同年10月31日に舞台装置の転倒事故にあい重傷を負う。病院で亡くなったらしいが、その後のことは不明。ここで、メリー・チカの設定上と同じ死に方をしたことから、この事件と、それからメリー・チカが第二ステージをさまようようになったことを含めて「メリー・チカの呪い」といわれるようになった。おそらく今第二ステージに現れるメリー・チカの中身(?)は「彼女」でしょう。

 

「彼女」について一番の疑問は顔のやけどです。以前メリー・チカに遭遇したときに、その仮面の下は焼け爛れていました。身体は「彼女」のものであり、「彼女」は倒れた舞台装置の下敷きになっただけで、顔にやけどを負うはずがありません。そして偶然か、メリー・チカのキャラクターとしての設定上は顔にやけどがあります。では、「彼女」もメリーと同じように同僚に顔に薬品をかけられたのか?それはたぶんちがいます。周囲からの評判を聞く限り、恨みをかいそうなタイプではありません。

 

ただの個人の考えですが、「彼女」は自ら薬品かなにかで顔をやいて、舞台装置の下敷きになって、「彼女」は永遠にメリー・チカになったのではないか……。普通じゃ倒れない舞台装置、「明けない夜を、覚めない夢を」という言葉。そして端々からみえる「彼女」のメリー・チカへの執着。「彼女」は永遠に夢をみるためにメリー・チカになった、そんな気がするのです。これは私の心情もはいっています。私も、ずっとここでランタン・パンプキンをやっていられたらと考えます。

 

長くなってしまいましたが、「彼女」についての勝手な考察でした。

バイトもラストスパート

こんばんは、Imeです。

 

今日、とうとう同僚から心配されてしまいました……。顔色が悪いし、自分では気づかないんですけど、なんかぶつぶつ独り言を言っているみたいで……。

メリー・チカに深くかかわりすぎたからでしょうか?その方からはもう第二ステージには行くなと言われ、今日はなんとか行かずにすんだのですが、どうしても、ランタン・パンプキンの着ぐるみを着て仕事をしていると誰かが(きっとメリーが)私を呼んでいる気がしてしかたがないです。

 

そういえば、皆さんには伝えていなかったと思うのですが、第二ステージに行くときは着ぐるみを着ています。メリーから逃げるとき、きぐるみを脱いで逃げればそっちに気を取られるから、とサブスタッフリーダーさんに聞いたからなのですが、今のところ全く役立ってないです(だから書くのも忘れていました)。だからきぐるみを着ると、思い込みでメリーの声が聞こえるのかもしれません。

 

あと数日でランタン・パンプキンの着ぐるみともお別れです。きっと来年は別の人がきるのでしょう。なんだか夢から覚めるみたいでいやだな……。

今日は短いですがこのへんで。

「彼女」とメリー・チカ

こんばんは、 Ime です。

昨日のことがあり、もしかして「彼女」は同僚から恨まれていたのかと考えて、別部署ですが昔から務めている方に話を聞いてみました。
 

劇団内での「彼女」の評価は、まじめな努力家と認められていたが、影が薄くキャストとしてもパっとしなくて、誰も名前を覚えていないし写真もないという状況でした。

メリーランドでバイトしていた時の「彼女」もやはりまじめで勤勉ということでした。メリー・チカのキャストとしての練習もよくしていたみたいです。ただ、やはりお昼休憩もひとりでとっていたり、他人とかかわることが嫌い、苦手な印象だったそうです。このあたりは劇団内の「彼女」とあまり変わりませんね。

ひとつ、お昼休憩や、スタッフルームにいるときもほとんどメリー・チカの衣装を脱がず、食事時以外は仮面もつけっぱなしだった、という話が少し不思議かなと思いました。そのため、あだ名も「メリー」と呼ばれていたらしく、ここでも「彼女」の本名はわかりませんでした。「彼女」はどうしてメリー・チカの衣装にこんなに執着していたのでしょうか……。話を聞いた方は衣装の脱ぎ着が今の着ぐるみと違ってめんどうだからじゃないか?といっていましたが、私は……違うのではないかと思いました。「彼女」、メリー・チカにはもっと深い闇があるのかな、と。このへんはまたこれまでのブログを読み返してからまとめますね。

 
何度も書きますが、もうすぐこのバイトもおしまいかと思うと寂しいです。途中からとはいえ、ランタン・パンプキンのきぐるみを身に着けていると、日ごろの自分とはまったく違う自分になれたみたいで楽しいです。あと数日も精一杯演じようと思います。

メリーの素顔

こんばんは、 Ime です。

なんだか私は変になっているのかもしれません。あれだけ怖い目にあったのに、どうしても夜になると第二ステージに行きたくてしかたがなくなるのです。今度は逃げないように、今夜も行ってきました。 スマホでムービーをとっていたので、まともにとれている部分をスクショしました。今回の遭遇は廊下です。

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メリーと目が合って、逃げないようにしていたら彼女は抱きしめるように私に腕を広げてきました(ちょっとうろ覚えですが)。このへんで恐怖に耐えられなくなって突き飛ばしてしまったのですが、するとメリー・チカのトレードマークでもある仮面が外れました。メリーはそれをゆっくり拾って、こっちを向いて、その顔を見た瞬間、逃げ出してしまいました。写真ではわかりづらいですがその顔は焼け爛れていました……。

 
今回あった発見は二つ、まずひとつはメリーが私に近づいた時、たしかに「明けない夜を、覚めない夢を」を呟いていました。これはかつての脚本の一部にあったメリー・チカのセリフですね。

 
それから、仮面の下は焼け爛れていること。これはどうして?メリー・チカというキャラクターはたしかに顔は薬品によるやけどをおっているという設定でしたが、「彼女」はただ舞台装置が倒れたことで死んだのです。突き飛ばしたときにたしかに実体があったのだからあれは「彼女」の身体のはず、ではどうして顔が焼け爛れているのでしょうか?呪い?それとも「彼女」も同僚に薬品をかけられた?どの仮説もしっくりきませんよね……。

 

最近疲れているのか、頭がぼーっとします。明日はバイト夕方からなのでゆっくり休もうと思います。